Whole Beauty in ニューヨーク

ニューヨーク在住。メイクアップアーティスト&米国IIN認定ホリスティクヘルスコーチ 。美容と健康と日々気になる事について。

ココナッツシュガー?

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以前、ココナッツシュガーは血糖値を上げにくいから、普通の砂糖を取る代わりに、ココナッツシュガーにするといいと聞いた事がありまして、その後、ココナッツシュガーを買って、普通の砂糖を使う代わりになる場合はココナッツシュガーを使っていました。

*以前ブログに書いたのですが、砂糖をあまり取らないようにしているので、最近はココナッツシュガーすらあまり使わないのですが。

 

実際どうなのかな?と調べていまして、

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医学博士で機能医学の第一人者であるDr Andrew Weil氏が書いた記事を読んでいまして、こんな感じのことが書かれていました。

ココナッツシュガー、正確にはココナッツパームシュガーは、ココヤシの樹液を、抽出→煮る→脱水されて作られます。通常のサトウキビと同じ数のカロリーと炭水化物(ココナッツシュガーで約15カロリー、小さじ1杯あたり4グラムの炭水化物)のため、これらの点で切り替えてもメリットはありません。しかし、ココナッツシュガーは70~79%のスクロースで、フルクトースとグルコースはそれぞれ3~9%しかありません。これは、フルクトースの消費量をできるだけ低く抑えたいという利点であります。サトウキビはフルクトースが50%です。ココナッツシュガーはカラメル色で、ブラウンシュガーの味に似ており、ほとんどのレシピでサトウキビ砂糖の代わりに使用できます。

 

ココナッツシュガーの大きなセールスポイントの1つ、および健康に関する主張の1つは、炭水化物食品を血糖(グルコース)への影響に基づいてランク付けするグリセミック指数(食品ごとの血糖値の上昇度合いを間接的に表現する数値である)が低いことです。しかし、これは無関係です。グリセミック指数は、甘味料には直接適用されません。フルクトースは、すぐにエネルギーに変換されないため、フルクトースの重要度は低くなっています。私はあらゆる種類の甘味料、特に果糖を減らすことをお勧めします。

 

全体として、白いテーブルシュガーと、ココナッツ、ハチミツ、メープルシロップ(私の個人的なお気に入り)、糖蜜ソルガムなどの他の天然砂糖との間に大きな違いはありません。体にとって、それらはすべて代謝燃料のためにグルコースに変換される砂糖です。ただし、アガベは85%の果糖である可能性があるのに対し、メープルシロップは約35%です。

 

他の専門的な情報を見ても、血糖値が上がりずらいというのは少し違うというように書かれていました。色々な情報があるので、どれを信用するかは人それぞれですが、私も、色々情報を見る中で、ココナッツシュガーを特別あつかいはしないでいいかな〜と思いました。