授業がスタートしてから卒業までの流れ
前回のブログに続きます。
私は
Institute for Integrative Nutrition (IIN) 統合栄養学校
で勉強していました。
ここでは[Health Coach Training Program]を完全オンラインで提供し、米国代替医療協会認定のヘルスコーチの資格を得ることができます。
そして、先月、無事に卒業しました。と言っても、全てオンラインでの授業なので、あまり卒業した実感はなく、おそらく1ヶ月後くらいに送られてくる卒業証書を見たら少しは実感が湧くのかもしれません。
では今日は前回の続きで授業がスタートしてからの簡単な流れを書きます。
[2019年12月]
入学しますと、自分のページにパスワードなど登録して入れるようになります。12/9(月)から授業がスタート。なのですが、その前にオリエンテーションや一部の情報などが見られます。授業や情報は、文章だけのものと、動画になっているもの、音声だけのものがあります。12/9から授業スタートで、自分のオンラインページに行くと、その週に勉強しなければならない項目にアクセスできるようになります。毎週、新しく勉強する項目が送られてきます。全部で40モジュールあり、毎週2モジュールずつやっていきます。
12月前半まで仕事が忙しかったのですが、ちょうど入学日位からは仕事がスローになったこともあり、やる気に満ちていました。
[2019年1月上旬]
年末年始、日本に帰っていまして、私もバケーションだったので、空いた時間にがんばりました。ちょうど、学校もクリスマスの週は一週分休みでした。ただ、まだ勉強するコツが掴めていないのと、知らない英単語が多かったので、時間がかかりました。その為、もし仕事が忙しくなったら6ヶ月コースでついていけるか不安になり、また、バケーション挟んだのもあり、私のやっている事は意味があるのかと、、モチベーション低下。
[2019年1月後半]
ニューヨークに帰ってきて、普通の生活に戻り、やる気も戻る。そして最初のテスト。テストは10モジュール終わったらあります。これまでのモジュールを理解していれば難しくはありませんし、学んだ内容を見ながらテストを受けられます。70%以上の点数を取れると合格ですが、2回までテストを受けられるので、万が一、一回目がダメでも2回目のテストはほぼ似たテストなので、大丈夫だと思います。
ちなみにテストは4回ありまして、そのうち2回が合格すれば卒業条件を満たします。
そして、もう一つの課題である「ヘルスヒストリー」が始まりました。これはクライアントに問診の練習をします。(問診の内容などはここまでで勉強しているのでそれに沿ってやります)これは最低6人のクライアント(友達や家族でも大丈夫)で練習をし、そこで学んだことをまとめて、提出。卒業条件として6回は必須になります。これは卒業前までにやればいので、時間の猶予もあるので難しくはありませんが、友達にお願いしてと多少時間がかかります。
[2019年2、3、4月]
引き続き、毎週の授業を勉強し続けます。ヘルスヒストリーの課題もやりつつ。少しづつ、頻繁に出てくる英単語も覚えてきて、また勉強のコツも掴み慣れてくる。私は週に10時間前後は勉強していたかなと思います。おそらく英語がネイティブだともっと簡単かと思います。私は理解できない動画は止めて繰り返してと時間がかかりました。幸いにも動画には全部英語字幕が付いているので理解がしやすかったです。
[2019年5月〜6月]
私にとって、最難関の授業がやってきます。「コーチングサークル」です。これは最大8人のクラスで、電話の音声でのグループ授業になります。コーチングについてロールプレイをしたり意見を言い合ったりします。世界中から勉強しているので授業の時間はたくさんのオプションから選べます。私は火曜日のニューヨーク時間の夜の9時にしました。90分授業です。私のグループは私入れて7人で5人はアメリカ人で一人はインドネシアからでした。毎週一回あり、トータル6回になります。4回出席すれば卒業条件は満たします。
私の英語力は日常会話は問題ありませんが、自分の言いたいことをスラスラと言えるほどではありません。さらに音声のみで不安が強かったですが、思ったよりも聞きとれて、内容はほぼ理解できました。そして、周りも私がネイティブでないのはわかっているので、先生もわかりやすく質問してくれたりしたのでよかったです。しかし英語で言いたいことを言うのは難しく、毎回、自分のできなさに凹み、授業前は苦痛でした。私は一回諸事情により参加できなかたのですが、5回参加しました。授業の内容はすごく為になり、面白かったです。毎回凹んで苦痛でしたが、終わってみたら良い経験ができたなと。自分の成長を感じました。
[2019年6月後半]
毎週のモジュールを勉強し続け、やっと最後のモジュールまで勉強終了。最後のテスト受け、4回全部終了。ヘルスヒストリーも期日までに全部提出。コーチングサークルも終了。
修了。
{感想}
最初は授業について行けるか不安がありましたが、途中で勉強のコツを掴み、慣れてきたら、意外と大丈夫でした。プラス、コロナの影響で仕事がなくなったり、自粛の時間が増えたので、勉強する時間が増え、後半は「時間がない!勉強しなければ」と言うストレスを抱えずできたので不幸中の幸いでした。6ヶ月コースを選んでよかったなと思いました。
内容は面白く興味深いものでした。英語というのを置いておいたら、総合的に難しくはないと思います。
特に私は昔々、看護師をしていたので、看護という患者さんの話を聞いたりと、そう言った視点で似たようなところもあり、また、解剖生理や病気の知識、栄養なども多少知識はあったので、勉強しやすかったと思います。
最初は統合栄養学には興味があってもヘルスコーチ にはあまり興味がありませんでしたが、勉強していく中でヘルスコーチの需要が上がる意味が理解できるようになり、また実際に私もヘルスコーチ のセッションを受けてみて、現在のストレス社会や生活習慣病が多いこの世の中で、これを必要としている人は多いだろうなと実感しました。私も美容とヘルスコーチ を絡めて、何かしていきたいと構想中です。