オーガニックでなくてもいい野菜や果物?クリーンフード15
前にブログで農薬汚染が多い野菜や果物というランキングをシェアさせてもらいましたが↓
今回は逆に、農薬汚染が低い野菜や果物のランキングの事について、予防医学 integrative medicineの 第一人者のDr Andrew Weil氏が触れていたので、そちらを参照しシェアします。
以下は、Environmental Working Group (EWG)がその最も価値のある研究の1つである「農産物中の農薬に関する買物客のガイド」について情報です。 2020年度版は、農産物に対して行われ、連邦政府機関によって収集された継続的な農薬テストの結果に基づいています。
使用したデータのほぼ全てが、人々が農産物を通常どのように洗い、準備するかを考慮に入れています。たとえば、テスト前にリンゴを洗い、バナナを皮をむいています。テストした果物と野菜のカテゴリーの中で、以下の「クリーン15」食品は、農薬の負荷が最も低く、その結果、農薬汚染の観点から消費するのに最も安全な従来の栽培作物です。
The Clean 15 (2020)
EWG's 2020 Shopper's Guide to Pesticides in Produce | Clean Fifteen
- Avocados アボカド
- Sweet corn* スウィートとうもろこし
- Pineapples パイナップル
- Onion 玉ねぎ
- Papayas* パパイヤ
- Sweet peas (frozen) 甘いえんどう豆
- Eggplants なす
- Asparagus アスパラ
- Califlower カリフラワー
- Cantaloupes カンテロープ(メロン)
- Broccoli ブロッコリー
- Mushrooms きのこ
- Cabbage キャベツ
- Honeydew melons ハニーデュー(メロン)
- Kiwis キウイ
*米国で販売されている少量のスイートコーン、パパイヤ、夏カボチャは、遺伝子組み換え種子から生産されています。遺伝子組み換え作物を避けたい場合は、これらの作物の有機品種を購入してください。
そもそもなぜ、果物や野菜に含まれる農薬を気にする必要があるのか?
EWGは、少量の農薬やその他の化学物質が、特に胎児の発育や小児期などの脆弱な時期に健康に悪影響を及ぼす可能性があるという科学界での意見の一致が高まっていることを指摘しています。
農薬の使用に関しては、消費者が摂取する残留物だけではなく、考慮すべきことが他にもあります。マンゴー、アボカド、キウイなどの皮をむいた食品は、農薬への重大な暴露から消費者を救う可能性がありますが、大量の農薬や除草剤がこれらの起源の農場で使用され、地下水を汚染し、浸食を促進し、その他の方法で地域の生態系に損傷を与える可能性があります。
上記の理由より、Dr Weil氏は可能な限りオーガニックを購入する事を勧めています。
ちなみに前にブログに書きましたが、Clean food15とは反対の最も多くの農薬汚染されている野菜果物ランキング
Dirty Dozen(2020)
EWG's 2020 Shopper's Guide to Pesticides in Produce | Dirty Dozen
- Strawberries イチゴ
- Spinach ほうれん草
- Kale ケール
- Nectarines ネクタリン
- Apples リンゴ
- Grapes ぶどう
- Peaches もも
- Cherries さくらんぼ
- Pears 洋梨
- Tomatoes トマト
- Celery セロリ
- Potatoes ポテト
私も従来の農薬をたくさん使った野菜や果物のデメリットをたくさん見てきて、できる限りオーガニックを買うようにしていますが、全てをオーガニックにするのはお金もかかるので、こうやって農薬が多く残留している食材からまずはオーガニックに変えるよう優先順位を付けるのもいい案だなと思いました。
参考までに。