Whole Beauty in ニューヨーク

ニューヨーク在住。メイクアップアーティスト&米国IIN認定ホリスティクヘルスコーチ 。美容と健康と日々気になる事について。

外国人が見る日本の言葉 

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たまたま見つけたブロガーの方の記事で、日本の事について書いていて目を止めました。

 

 

コンサルタントとかブロガーとかされている女性Viktoriaさんの[The lifestyle files]と言うサイト。ファッション、ビューティーウェルネスなどに、サスティナビリティーミニマリズムなどの今、流行りの要素が盛り込まれた彼女の考えが書かれています。

出身地や住んでる国、彼女の経歴などは書かれてないのでどこの人なのかはわからないのですが、メインロケーションとしてアメリカ、カナダ、イギリス、オーストラリアと書かれていたので、その中のどこかの人なのかもしれません。綺麗な女性です。

The Lifestyle Files - Intentional living with style

 

彼女が、去年の11月に日本に約1ヶ月滞在して感じたことを書いていて、

テーマMottainaiAn Eco -COnscious Jaoanese Lifestyle Concept

 もったいない:環境に配慮した日本のライフスタイルのコンセプト 

 

「近年、日本の伝統や慣習は、いきがい(自分の存在理由を見つけることに焦点を当てたライフスタイルのコンセプト)からわびさび(不完全さの美しさ)に至るまで、世界中に広がっていますが、私が心から理解できるもったいないはあまり見ません。」

と言っていて、「生きがい」「わびさび」に関して

確かに、少しでも日本に興味がある外国人だと「生きがい」とか「わびさび」って言葉を知っているのに私も驚かされたことは何度かあります。統合栄養学校での講義でも、誰だかは忘れましたが、医者か研究者の講義で「生きがい」と言う言葉が日本ではあると言っていたのを聞きました。
ワシントンDCに行った際に、Uberに乗りましたら、アメリカ人のドライバーで私の名前で日本人とわかったようで(Uberでは私の名前で予約をするので)、彼はアニメが好きでそこから日本語を少し勉強したと言っており、知っている単語を色々教えてくれました。そこから、「あ~なんだっけ?あの日本語。。Simplisity,,,Inperfection,,,」と私の訪ねてきまして、たまたま私は以前アメリカ人の友達から「わびさびって何?」っと聞かれたことがあり、英語で説明するにはなんって言えば良いんだろうっと調べたことがあったので、彼は「ワビサビ」のこと言ってるんだ~っと思い、「わびさび?」っと言ったら「それそれ」って言ってました。


意外な日本語が世界で使われています。
日本には素敵な意味合いを持つ素敵な言葉がたくさん存在することに気がつかされます。



続いて彼女は、

もったいないは日本の仏教哲学に根ざしており、私たちの世界とすべての資源に敬意を払い、感謝するべきだと考えています。

精神的なアイデアであることに加えて、もったいないには明確な実用的な意味もあります。一粒の米でも皿に残さないことから、動物や野菜のすべての部分を料理に使用すること、、、etc

と書いており、

 

そう言えば、子供の頃に「ご飯粒を最後まで残さず綺麗に食べなさいって」大人から言われた記憶はあり、それを当たり前のように思っていました。なので、もったいないとか、敬意とか感謝とかは深く考えていませんでしたが、こう言う風に言われると、日本の文化ってすごいなと思いました。

 

 

またもったいないが現代の環境のアイデアに非常によく似ている。無駄を減らし、地球の資源を尊重し、サステイナビリティーな生活をすることは、環境に優しい生活の中心です。」

 

と書いてあり。外国人が日本のもったいない精神を今話題サスティナビリティーにつなぎ合わせるとは!と思いました。

 

今はサステイナビリティーの働きが世界的にどんどん進んできています。

私も最初は英語の“sustainability”の日本語表記で「持続可能な」ってどう言うことって思いましたが、彼女が言うように、日本の「もったいない」精神って、現代の環境のアイデアに非常によく似ていますね。

 

 サステナビリティ

英語の“sustainability”の日本語表記で「持続可能な」、つまり「ずっと保ち続けることができる」の意味です。サスティナビリティと表記されることもあります。

では、何を保ち続けるのでしょうか? それは、私たちの社会と地球環境です。

「今が良ければいい」のではなく、将来に渡って、良い社会と自然環境を保ち続けることを目指した取り組みなどで使われます。特に最近は企業の環境保護活動や社会貢献活動、また企業倫理への取り組みなども含めた広い意味で使われるようになりました。

 

 

外国人から見る日本って日本人から見る目線と違って面白い発見があることと、日本には素晴らしい文化がある事を思い出させてくれます。

 

ただ、彼女もいっていたのですが、「そんなもったいないの言葉が生まれた日本でさえ、現在はビニール袋やプラスティックのとるが大量に捨てられてるのをよく見かけ、遅れをとっている」と書いてあり、

便利な世の中になるのはありがたいことですが、昔ながらの良い文化を残せるようにしたいなと考えさせられました。